◎ 国土・民族
|
■国名 マレーシア
|
■面積 約33万平方キロ
|
| ■人口 約2,453万人(2002年) |
■民族
大部分はマレー系で65%、以下、中国系26%、インド系8%、その他1%。
■言語
国語はマレー語で、その他、中国系は中国語、インド系はタミール語を話しますが、都市や観光地では、日常生活レベルの英語は十分通じます。
■宗教
国教はマレー系民族の多くが信仰するイスラム教で、その他に仏教、儒教、ヒンドゥー教
、キリスト教、原住民信仰があります。 |
 |
■地理
マレー半島南部とボルネオ島北部のサバ、サラワクから成り立っています。国土面積は合計33万338平方キロメートル。人口の8割以上がマレー半島部分に居住し、主にマレー系、中国系、インド系の住民で構成され、サバ州、サラワク州には先住民族が暮らしています。 |
■時差
日本とマレーシアの時差はマイナス1時間で、マレーシアで午前8時の時、日本は午前9時です。 |
◎ 日常生活
■水
マレーシアは東南アジア諸国の中ではインフラ整備が進んでおり、首都クアラルンプールはゴミも少なくかなり清潔な印象を受けます。水道の事情もかなり良いようですがそのまま飲むことは出来ませんので、ミネラルウォーターを利用しましょう。
■電圧
電圧は220ボルト、50サイクル、コンセントはBFタイプです。日本の電化製品はアダプターを利用しないと使用できませんが、ドライヤーなどの電化製品はたいていのホテルに用意されています。
■チップ
マレーシアの高級ホテルでは宿泊料にサービス料が加算されるので、通常チップは不要です。しかし、ベルボーイが荷物を運んでくれたときやルームサービスなど何かサービスを受けたときは、1〜2リンギットを“Thank
You”の言葉を添えて渡すと良いでしょう。レストランでは、ボーイまたはウェイトレスに1〜2リンギット程度を置いてくるのがスマートです。
■マナー
マレーシアはイスラム教国なので、女性が大胆に肌を露出した服装は好ましくありません。タンクトップやミニスカートで出歩いたり、寺院に行くことも避けましょう。
■ビジネスアワー
公共機関の営業時間は月〜木曜日8:00〜12:45/14:00〜16:15、金曜日8:00〜12:15/14:45〜16:15、土曜日8:00〜12:45で、日曜、祝日は休みです。ただし、マレー半島東海岸の州では金曜が休日となることも多くあります。
商店の多くは9:00〜18:00が営業時間ですが、クアラルンプールなど都市部のショッピングセンターは22:00頃までオープンしている所もあります。
|
◎ パスポートとビザ(査証)
■パスポート
入国時にパスポート残存有効期間が半年以上あることが必要です。
■ビザ(査証)
3ヶ月以内の観光および商用の場合は不要です。ただし、入国時に半年以上のパスポート残存有効期間が必要です。
□マレーシア大使館
Embassy of Malaysia
〒150‐0036 渋谷区南平台町20‐16 Tel:03-3476‐3840
□マレーシア名誉総領事館(福岡)
Honorary Consulate‐General of Malaysia in Fukuoka
〒810‐0073 福岡市中央区舞鶴3丁目2‐7 Tel: 092‐733‐6400
□マレーシア名誉総領事館(大阪)
Honorary Consulate‐General of Malaysia in Osaka
〒571‐8501 大阪府門真市門真1006 松下電器産業(株)内 Tel: 06‐6906‐3101
■出国税
マレーシア出国時に、出国税40リンギットを支払います。
|
◎ 気候・服装
■気候
マレーシアは熱帯性気候に属し、平均気温は26〜27度です。年間降雨量は2000〜2500mmと多く、月平均でも200mm程度の雨が降ります。 マレー半島の東海岸とボルネオ島のサバ州、サラワク州では12月から2月にかけてが雨季にあたります。激しいスコールが降った後は雨が上がり、長時間わたって降り続くことは少なく、気温もさがってしのぎやすくなります。
■服装
エアコンの効いたバスや電車に乗ったり、高原地帯に行く人以外は、日本の「夏服」を用意しましょう。街を歩く程度ならTシャツにズボンかスカートなどで十分ですが、宗教上の理由からも、男女とも短パン、ミニスカート、タンクトップなど露出度の高い格好は避けましょう。ただし、外国人がよく訪れる観光地ではあまり気にしなくてもよいようです。また、日焼け予防や冷房対策にも長袖の服を1枚用意しておくと便利です。
|
◎ 健康管理
■病院
マレーシアの国立病院はいつも混んでいるため待たされることが多く、私立病院の方がスムーズに診察を受けることができるようです。医療機関は比較的充実しており、大きな私立の総合病院であれば特に問題なく受診できるレベルです。以下に日本語のできる病院を紹介します。
クアラルンプール市
□ Subang Jaya Medical Cente
住所: No.1, Jln SS12/1A, Sebang Jaya, Petaling Jaya, 47500 Selangor
電話: 03-7341212
概要: 日本人看護婦が勤務しています。
□ Pantai Medical Center
住所: No.8, Jln Bukit Pantai, 59100, Kuala Lumpur
電話: 03-22825077
概要: 日本の大学を卒業した医師が診察しています。
□ Japan Medicare Clinic
住所: 107, Jln Maarof, Bangsar, 59000, Kuala Lumpur
電話: 03-2545233
概要: 心臓外科です。
■注意が必要な病気
下痢を主な症状とする消化器感染症は、旅行者、長期滞在者を問わずもっともかかりやすい病気です。また蚊が媒介するデング熱、マラリアも見られ、地方では日本脳炎も珍しくありません。
□アメーバ赤痢、細菌性赤痢
前者は赤痢アメーバという原虫が、後者は赤痢菌という細菌が食べ物や水を介して経口感染します。腹痛、下痢、血便、発熱を主な症状としますが、軽い下痢程度で終わる場合も珍しくありません。
□腸チフス
チフス菌が食べ物や水等を介して経口感染して起こります。主な症状は発熱ですが、腹痛等の症状を伴うことも多くみられます。熱帯で高熱が続いたときには注意が必要な病気の一つです。
□ウイルス肝炎
ウイルス肝炎のうちA型、E型は経口感染し、B型、C型は血液や体液を介して感染します。マレーシアではE型肝炎はほとんどみられませんが、B型、C型肝炎ウイルスは両方あわせると7%から10%の人が保有しているといわれます。これらのウイルスによる急性肝炎にかかると、発熱や体のだるさが出現し黄疸が出ます。黄疸では最初尿の色が赤っぽくなるので、血尿と間違えることがあり、また、腹部症状を伴うこともあります。なお、B型、C型肝炎は性行為でも感染します。A型肝炎、B型肝炎は有効な予防接種があるので、特に長期滞在者は接種しておくことをお勧めします。
□デング熱
ネッタイシマカという蚊がウイルスを媒介して感染します。関節の痛みや頭痛を伴う高熱が5日くらい続き、その後発疹が見られます。 熱が下がってもしばらく体のだるさが取れないことが多いようです。治療薬はありません。重症のデング出血熱になったら、入院して適切な治療を受けないと命に関わることがあります。なおネッタイシマカは主に昼間に行動します。1998年には東南アジア全域で大流行しましたが、それ以降は今のところ大きな流行は見られないようです。
■健康管理
水道水を含む生水を飲まない、加熱したものを長時間放置せず冷めないうちに食べるといった基本的なことを心がけましょう。特に旅行者は長時間のフライトや過密なスケジュールで疲労がたまり、ちょっとしたことで下痢を起こしやいので無理は禁物です。
日中はかなり暑いので、水分を十分取りましょう。特にゴルフ等屋外でのスポーツでは必ず帽子をかぶり、多めに水分を取るように心掛けてください。水はもちろんミネラルウォーター等を利用し、水道水は避けてください。
暑いからといってエアコンの使い過ぎかえって疲労の元になることがあります。特に夜寝るときのエアコンのかけ過ぎには注意が必要です。
急病と思われる病気も前もって防げる場合があります。1年に1回は健康診断を受け、日頃から健康管理を心掛けましょう。
|
◎ 通貨と両替
■通貨
マレーシアの通貨単位はマレーシア・リンギット(RM)とマレーシア・セン(SEN)です。1リンギット=100セン=約30円です。最新情報は、マレーシア中央銀行のホームページhttp://www.bnm.gov.myを参照してください。
紙幣の種類は1, 2, 5, 10 20, 50, 100, 500, 1000リンギット、硬貨の種類は1, 5, 10, 20, 50センと1リンギットがあります。マレーシア・ドルという言い方もありますが、アメリカ・ドルとまぎらわしく、旅行者にはトラブルの原因になりかねないので、「リンギット」と言う方がいいでしょう。
■両替
両替は銀行や両替商、ホテルでできますが、レートやT/Cの両替手数料は場所によって違うので、何か所かでチェックすることをおすすめします。
T/Cを両替する際はパスポートの提示を求められることが多いので、あらかじめ用意しておきましょう。また、日本でのマレーシア・リンギットの両替はできないので、使い切るか、出国時に空港で日本円に両替しておくことをおすすめします。
なお、銀行の営業時間は月〜金曜の10:00〜15:00、土曜は9:30〜11:30ですが、国際空港内の銀行は到着便の時間帯は営業しています。 入国時にパスポート残存有効期間が半年以上あることが必要です。
|
■電話
国際電話はホテルやテレコム、旅行代理店、国際電話が可能な公衆電話からかけられます。
ホテルからかけるときは電話機がIDD(国際直通電話)であれば外線通話番号(たいていは9)を押すとかけられますが、中級以下のホテルではオペレーターを通してからでないとかけられないことがあるようです。なお、ホテルからの電話は税金(5%)とサービス料(10%)が加算される場合があるので、確かめてから利用するようにしましょう。
マレーシア国内の通話も国際電話と同じ方法ででき、通話料は6秒につきRM0.54です。テレフォンカードは、テレコムTELECOMのKADFON、UNIPHONKAD、CITIPHONの3種があり、カードの種類によって使える電話機も違うので注意しましょう。カードは公衆電話の近くのテレフォンカードのステッカーの貼ってある売店などで販売され、RM10、RM20(国際電話使用可)、そしてTELECOMの国際電話専用カードRM50があります。使い方は日本と同じです。
■郵便
日本へのエアメールは、はがきRM0.50、エアログラムRM0.50、封書は10gまでがRM0.55で、10gごとにRM0.35が加算されます。クアラルンプールから投函すれば4〜5日で、他の都市からだと7〜10日間ぐらいで日本に届きます。切手はホテルのフロントでも買うことができます。
|
◎ 祝祭日
■2004年マレーシアの祝祭日
1月1日 新年
1月22日、23日 中国暦新年
2月2日、3日 ハリラヤ・ハッジ(メッカ巡礼を祝う)
2月22日 イスラム暦新年
5月1日 メーデー
5月2日 モハメッド降誕祭
6月2日 ワイサック(釈迦降誕祭)
6月5日 国王誕生日
8月31日 ナショナルデー
11月11日 ディーパ・バリ(ヒンドゥー教光の祭典)
11月14日、15日 断食明け大祭
12月25日 クリスマス
|
|